llms.txt とは
llms.txt は Jeremy Howard 氏が提案した形式で、サイトのルート(yourstore.com/llms.txt)に置き、言語モデルにサイトを紹介するテキストファイルです。形式はシンプルな Markdown です。
#の見出しでサイト名- 引用(
>)で短い概要 ##のセクションに、重要ページへのリンクと短い説明
robots.txt(クロールの可否)や sitemap.xml(ページ一覧)を補完するもので、置き換えるものではありません。標準化団体の正式な規格ではなく、読むかどうかは各 AI プラットフォーム次第です。
Shopify がすでに生成しているもの
2026年5月に公開された観察(Craftshift、Shopifreaks が紹介)によると、Shopify はアプリやテーマ編集なしで自動生成した /llms.txt を配信しています。その時点で Shopify の公式発表はありませんでした。観察内容は次のとおりです。
- ストア名、通貨、連絡先はストアのプロフィールから
- 概要はストアのメタディスクリプションから
- ナビゲーションのリンクはコレクションから
- 追加のリンクを含む
/llms-full.txtもある
注意:以前にリダイレクトや Cloudflare Workers、アプリで独自の llms.txt を配信していた場合、自動版に置き換わっている可能性があります。実際の内容を確認してください。
ステップ1:現在の llms.txt を確認する
- ブラウザで
https://yourdomain.com/llms.txtを開きます。 - ストア名、概要、通貨、連絡先が正しいか確認します。
- 掲載されたコレクションが存在し、正しいページにつながるか確認します。
/llms-full.txtがあれば同様に確認します。
| ファイルの項目 | Shopify での修正場所 |
|---|---|
| ストア名、連絡先、通貨 | 設定 > ストアの詳細(Settings > Store details) |
| 概要(メタディスクリプション) | オンラインストア > 各種設定(Online Store > Preferences) |
| ナビゲーションのリンク | 商品管理 > コレクション(Products > Collections) |
ステップ2:必要に応じてカスタマイズする
同じ情報源によると、2026年に有効な方法は、テーマに templates/llms.txt.liquid を作成して独自の Markdown を書くことです。Shopify の主要ドキュメントにはまだ記載がないため、慎重に扱ってください。
- 変更前にテーマを複製します。
- オンラインストア > テーマ(Online Store > Themes)から「コードを編集」(Edit code)を開きます。
templatesフォルダにllms.txt.liquidを追加します。- 事業内容、取扱商品、配送地域、主要コレクション、返金・配送ポリシー、お問い合わせページ、特定商取引法に基づく表記へのリンクを、短く事実ベースで書きます。
- 保存して公開し、
/llms.txtをシークレットウィンドウで確認します。
海外にも販売している場合は、英語の短いセクションか英語ページへのリンクを加えます。価格やセール情報は頻繁に変わるため、静的なファイルには書かないでください。
ファイルの構成例
アウトドア用品を扱う架空のストアの場合、次のような構成になります。実際の内容に合わせて調整してください。
# アウトドア・サンプル> 日本製のアウトドアウェア。国内配送と米国への配送に対応。価格は日本円。## コレクション:「ジャケット」「ベースレイヤー」「小物」へのリンクと一文の説明## ポリシー:返金ポリシー、配送ポリシー、特定商取引法に基づく表記、お問い合わせへのリンク## Optional:ブログやサイズガイドなどの補足ページ
ファイルは短く保ちます。役割はエージェントを適切なページへ案内することで、カタログを再現することではありません。
llms.txt は本当に効果がある?Google の見解
限界も正直にお伝えします。2026年5月に公開された Google 検索のガイドでは、生成 AI の検索機能に表示されるために llms.txt を作る必要はないとされ、Google の John Mueller 氏はメタキーワードタグにたとえました。一方、Lighthouse 13.3(2026年5月)にはエージェント向けカテゴリーに llms.txt の監査があり、ファイルがないことは減点されませんが、サーバーエラーは減点されます。
正確な llms.txt は害にならず、一部のエージェントの理解を助ける可能性があります。ただし、価格・在庫・構造化データの誤りは直せません。お客様への回答に直接影響するのはそちらです。
チェックリスト
/llms.txtがエラーなく表示される(500 エラーがない)- ストア名、概要、通貨、連絡先が正しい
- リンク先のコレクションやページが存在する
- 返金・配送ポリシーが設定 > ポリシー(Settings > Policies)で公開されている
- 価格やセールを固定で書いていない
AI Sales Assurance は、返金・配送ポリシーとともに llms.txt の有無を信頼シグナルとして確認し、さらにエージェントが受け取る価格・在庫・バリエーション・セールを実際のページと比較します。無料チェックで現状をご確認ください。
AIショッピングエージェントにストアがどう見えているか確認
無料・読み取り専用のチェック:価格、在庫、バリエーション、構造化データ、リンクを実際の商品ページと比較します。クレジットカード不要。
無料チェックを始めるよくある質問
Shopify は llms.txt を自動で作成しますか?
2026年5月に公開された観察によると、ストアのプロフィールとコレクションから生成した /llms.txt を配信しています。当時は公式発表がなかったため、ご自身のストアの /llms.txt を確認してください。
Shopify ストアの llms.txt はどう編集しますか?
まず元情報(ストアの詳細、メタディスクリプション、コレクション)を直します。独自の内容にするには、テーマの templates/llms.txt.liquid で自動版を置き換えられると開発者が報告しています。
llms.txt で Google の検索順位は上がりますか?
上がりません。2026年5月、Google は生成 AI の検索機能に表示されるために llms.txt は不要だと説明しています。
llms.txt と robots.txt の違いは何ですか?
robots.txt はクローラーにクロールの可否を伝えます。llms.txt は AI モデルがサイトの内容を理解するための Markdown の概要です。